退職勧奨と諭旨退職の違い
諭旨退職と退職勧奨の違い
退職勧奨も諭旨退職も労働者の同意を得ている部分で似ている。
諭旨退職は、懲戒処分相当
諭旨退職は、あくまで懲戒処分の一つ。問題行動に対する処分の一つで、懲戒解雇にしなかったというだけ。
問題行動に対して、本人が反省をし自主的に退職願を提出するなら、懲戒解雇にしないで自己都合退職として取り扱うというような情状酌量的なもの。
懲戒解雇を避けることで、本人が再就職が困難になることを避けられ、退職金も支給される。
本来は懲戒解雇相当の罪がある。
退職勧奨
これに対して、退職勧奨は、懲戒処分ではない。
使用者が退職をすすめ、労働者が合意し退職するもので、会社都合による退職となる。
対象となる事由は、人事考課の結果現在の仕事が向いていないのではないかなど、懲戒処分の対象(罪)以外にも幅広い。
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